受験勉強のススメ
何の気なしに問題を読んでみると、何のことかさっぱり分からない。
解答例を見ても、全く理解できない。昔、解けたのが信じられないくらい何も出てこない。
17年経つとこんなものなのでしょうが、当時の知識・手法は微塵も残っていないことになります。
では、受験勉強は大学に受かるためだけのもので、ビジネスには役立たないのか?
あくまでも私見であり、また教科によっても違うのでしょうが、
直接的な知識や手法は、ほとんど役には立たないと思います。
ただ、今の自分の仕事の基本となる部分の半分以上は受験勉強で創られたと考えています。
結果を出すための思考→実践→改善→思考→実践・・・・・という行為に、
生まれてから一番強く、自主的に、真剣に、向き合うのが大学受験勉強ではないでしょうか。
ここで養われる思考のロジック、実践のスピード、結果への強い執着などは、
そのまま今のビジネスにつながっていきます。
今さらそんなこと言われてもと思われるかもしれませんが、
同じような体験をしようと思えば、日常の中にいくらでもごろごろ転がっているはずです。
知識が必要なのではなく、要は深く真剣な思考から始まり結果を出すためのプロセスを
体験できるようなことを自分で見出せばよいのです。
肝心なのは、結果に執着して自分をその舞台に立たせることです。