流れ星
そういえば、流れ星なんてここ何年も見てません。
よく覚えているのは、大学のサークルのみんなで滋賀の北の方でキャンプをしたとき、
満天の星空が本当に手が届きそうなぐらいすごく近くて、
寝転がって眺めていたら、星がびゅんびゅん流れていた風景。
久しぶりにそういう気分を味わいたくなってしまいました。
本自体は、読んだ後あたたかくなる感じの結末で、よいですよ。
ドラマでもやってたみたいですけど。
今週は会議尽くしの一週間。
第一(和装)・第二(雑貨)事業部それぞれの営業会議と商品会議、管理部門の会議、
経営計画会議、その他もろもろ計9つ参加しました。
ウチはそんなに会議の多い会社ではないと思うのですが、
今週は自分が召集をかけたものも含めて、意図的に多く参加しました。
昔よく陥りがちだった単なる報告会のような会議はさすがにもうなくなりましたが、
まだまだ会議のレベルをあげていかなければいけません。
ITツールの充実により、会議で情報の共有をはかるという時代は終焉しているのです。
会議で意義があるのは、整理と気付きです。
デキる人は例外なく状況や情報(データ)の整理が得意です。
整理されれば物事の本質が見やすくなり、様々なことに気付きます。
そうして有効なアクションをおこすことができるようになるのです。
僕が会議で心がけていることは、できるだけ道を踏み外させること。
日常の業務に忙殺されていると、ひたすらに同じ道をぐるぐる廻ってしまいがちです。
前に進むためには、時には道を踏み外さないと見えてこないものがあります。
あとは、会議の種類・趣旨によって自分を変身させないといけません。
部門の営業会議と全社の経営会議では、視点と視野が全然違うからです。
会議はポンっと自分を成長させる絶好のチャンスであることを理解して、
これからも全力で取り組んでいって欲しいと思っています。
でもまあ、今週はさすがに疲れました・・・
ビジネスにおいて、妥協はあってはならないことです。
ほんの些細な妥協であっても、ウチのような150人が働く会社であれば、
一人一人の妥協が積み重なって、大きな悪影響を及ぼします。
また、あることで一度妥協をしてしまうと、妥協癖がついてしまい、
二度三度と繰り返してしまうものです。
最初は「妥協してしまっているな」という自覚があるのですが、
だんだんと妥協することに慣れてしまい、無意識の妥協状態に陥ります。
そして、妥協癖はウイルスのように社内に伝染し蔓延していきます。
その妥協癖に、自分も感染してしまっていることに気付きました。
というか、社長なので感染源です。
会社のあるべき姿、志(こころざし)においては曇りなく、妥協がないことは断言できます。
ただそこに行き着く過程や手段の部分で、妥協癖が出てしまっています。
自分に妥協癖が付いてしまっていたことをしっかりと認識して、
今の状態やこれからの日々の業務・判断を細かく見直していくつもりです。
私が伊と忠に入社したのは、2001年4月1日です。
昨日でマル10年が過ぎたことになります。
実は、10年間の会社の変遷を振り返って、
ブログに書いてみようかと思ったのですが、やっぱりやめました。
エッセンスだけでもいろいろありすぎて大変だし、書くことにあんまり意味ないかなと。
いくつもの挑戦を試み、成功もあり、失敗もありの10年。
そこから得られた自信や教訓は、会社や私たち一人一人にストックされているはずです。
そして間違いなく、会社は前進し続けています。
それで十分です。
今日から自分にとっての新しい10年が始まります。
次の10年は、前の10年の2倍凝縮でいこうと思っていますので、皆さんよろしくお願いします!