共感は探さない方がいい


人は誰でも自分の考えや価値観を認めてもらいたいので、
会話・読書・趣味などいろいろなシーンで共感を得ようとします。
実は以前は僕もそうしがちで、それが一番安心するからです。

でもビジネスで自分が成長したいと思うなら、
共感は探さない(探しすぎない)方がいいと、ある時気付きました。
(全く探さないと普通の人は潰れてしまいます)

例えば、ビジネス書や他の人のブログを読むとき、
自分と同じ考え方や価値観を見出すと、「そうそう」と安心します。
でもそれは安心という自己満足を生み出すだけで、
自分を変えて成長を促すことにはつながりません。

「この考え方は自分とは違うな」というものを見つけた時は、
自分や会社に当てはめてみた場合どうなるかを想像してみることにしています。
結果やっぱり違うとなるものもありますし、形を変えて取り入れてみる場合もあります。

実際は「自分とは違う」というよりも、自分には気付かなかった思考や手法を
見出す場合の方が圧倒的に多いので、そんなにストレスにはなりません。

いずれにせよ、共感を探すことを前提にしたスタンスには要注意です。
なかなか自分を変えて成長できない人は、このタイプが多いように思います。



状況が変わることと、自分が変わることは違う


成長意欲のある会社に所属していれば、
自分の周りの状況は刻一刻と変化していくものだと思います。
ウチもそういった会社の1つだと自負しています。

でも状況だけがよい方向に変化していったとしても、
そこに所属する人たちが変化しなければ、
会社を長期的な視点で捉えたときには、何の意味もありません。

特に自分以外の誰かによって引き起こされた変化の場合、
自分も変わっていっているような気になっていても、
そこに当事者としての自分を本気で重ね合わせていかないと、
指示されたことをこなしていってるだけだったりして、
自分は実は何も変わっていない人が結構います。

人間の本質的な性質や性格を変えることは相当難しいことですが、
自分の性質を踏まえた上で、「自分はこういう傾向にあるけれど、
こういうケースについては、こういう思考や行動に変えよう」
とは思えるはずです。

ビジネスにおいての「変わる」とは、
前の自分にはできなかった思考・判断・行動が、
自分を俯瞰的にコントロールすることによって、出来るようになること
です。

この感覚をつかめた人は、どんどん変わって伸びていきますし、
つかめない、もしくは何かに固執するあまりつかもうとしない人は、
いくら周りの状況が変わっていこうと、自分は何も変わっていないし、
そのことに気付きもしないのです。

ウチには自分を変えるきっかけが多く転がっているはずです。
変えられるかどうかは、自分次第でしかありません。



ペニーローファー


トミーヒルフィガーが、ローファーの老舗BASSと作ったコラボモデル。



高校の時にBASSのローファーをよく履いていたことが懐かしく、
またネイビーの色も気に入って、サイズが合わないのに買ってしまいました!
分かりにくいように、先だけの中敷とカカト当てを付けて履いています。

つくづく、懐古主義だなあと思います。



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性別:男性
誕生日:1974年6月17日
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自己紹介:
伊と忠・スーベニールの社長です。
よろしくお願いします。

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