必然の憂鬱感
仕事を始めてから、特にこの10年ほど
憂鬱感と付き合いながら過ごしてます。
もちろん常に憂鬱というわけではない
ですが、根底を占める大きな感情の一つ
ではあるという感じです。
なぜ憂鬱か考えてみたのですが、
一つはビジネスにおける危機感や不安
からくるものが大きいと思います。
今が危機的状況にあるわけでもなく、
むしろ有難いことに昇り調子なのですが
危機意識や漠然とした不安を
完全に拭いさることは出来ません。
もう一つ、近年特に大きいのが、
理想⇔現実⇔納得の終わりなき
トライアングルにあるような気がします。
これは文字通りで、理想と現実の間を
埋めるべく努力し続け、どこかで一旦は
納得するも、また新しい理想を掲げる
ことで、納得が納得でなくなり、また次の
トライアングルが始まるというわけです。
悶々とした感情を燻らせながら、
この循環をずっと続けていくほど、
憂鬱なことはありません。
ただ、これこそがウチの成長の源でもある
わけですから、成長路線を捨てない限り
結局、憂鬱からは抜け出せないということ
になるのです。
要は、僕の憂鬱は自然であり必然なのです。
以前ブログでも紹介した書籍、
「憂鬱でなければ、仕事じゃない」
は、ホンマやなと改めて思い入ります。
さあ、今日からウインブルドンです。
けがの不安もあるので、錦織選手への
期待は控えようと努力してますが、
でもいざ始まるとなると
かなり気持ちが高ぶってきます。
この間だけでも、錦織選手の活躍で、
憂鬱感吹き飛ばしたいです!