ゆとりと完成度


何か新しいものを創りあげようとするとき、
時間的なゆとり、人員的なゆとり、金銭的なゆとり、
これらのゆとりが揃っていた方がよいのは言うまでもないことです。

それなりの経験を積んで、ある一定以上のステージにいる場合、
十分なゆとりがあれば、完成度の高いものは出来やすいです。

ただ、ビジネスのシーンにおいて、特に僕たちの規模感の企業では、
十分なゆとりが与えられるケースは極めて少ないはずです。
時間軸を長くとれば、ある程度のゆとりは捻出できるかもしれませんが、
それではスピード面で劣り多くの競争相手の後塵を拝する結果になります。

ゆとりがなくとも、完成度の高いものを生み出していく

期首を迎え、これが今期の、今後のウチの成長を決定付ける
最重要テーマになってくると確信しましたので、書き記しておきます。



決算期末


決算月である2月もいよいよ最終日となり、
3月から新しい期がスタートする時期となりました。

昨年8月に新会社スーベニールが設立されたこともあり、
変則的な2社決算とはなりますが、
おかげさまでよい成績で終えることが出来そうです。

が、あまりに慌しく、ゆっくり振り返りながら期末を過ごし、
新しい期を迎えることは出来そうにありません・・・

以前のブログでも書きましたが、3月のリリースラッシュを目前に迎え、
未だかつてない量をこなし続ける日々が続いているのです。

2月にオープン予定をしていた2つのお店は、
諸々の事情により少しずれ込みまして、
3月に4つの異なるブランドのお店を、
1店ずつ計4店オープンする
ことになりました。

まず第一弾、同時に第二弾、「ハンカチベーカリー」「てふてふ」のご紹介です。
3月1日に、東京と京都でそれぞれ同日オープンいたします。

「ハンカチベーカリー」はその名の通り、ハンカチの専門店です。
ベーカリーでパンを選ぶような気分でハンカチを選んで愉しんでもらいたい
という思いからこう名づけました。
ありそうでなかったハンカチ専門店が出来上がると思います。
1号店は北千住ルミネの6階にオープンします。

「てふてふ」も実は手布(ハンカチ)のお店です。
ふわりと軽やかなてふてふ(ちょうちょ)がブランドイメージで、
こちらは京都の清水二寧坂付近に小さなお店ができます。
京都のお土産にふさわしいオリジナルの京都限定ハンカチを
取り揃えていくつもりです。

オープン後のお店の写真を交えながら、またご紹介いたします。

スーベニールのホームページも一部先行リニューアルしておりますので、
ご覧ください。3月中旬に完全リニューアル完成予定です。


それにしても、こんな新しい期の迎え方は初めてです。
慌しくも、混乱せず、妥協せず、しっかりと積み上げていかなくてはいけません。
3月より、伊と忠は64期、スーベニールは2期がスタートいたします。



新年スタート




あけましておめでとうございます。

元日はお墓まいりやら初詣やらで慌しく過ごし、
2日からボチボチと仕事を始めていましたが、
昨日よりいよいよ本格スタートです。

今日は「2月までにやるべきことを整理するための会議」を行い、
恐ろしいくらいの量とバリエーションを再認識し、
本当にできるのかとかなりの不安を感じながらも、
何とかやるしかないとの決意を固めた日でした。

詳細は追々リリースしていきますが、
2月に初めてアッシュ・ペー・フランスさん主催のroomsに出展し、
「ぽっちり」の展示と共に、2つの新ブランドの商品の一部をリリースします。
その新ブランドを中心に、2月に1店舗、3月に2店舗のお店を出店します。
また、3月には新会社スーベニールのお披露目も兼ねた
ちょっと大掛かりな展示会を京都で開催。
そのタイミングでホームページも大幅にリニューアル予定です。

こんな感じで進んでいきます。
本年もよろしくお願いいたします。






2012年大晦日


もうまもなく今年も終わりですねえ。
静かな気持ちで頭の大そうじをしています。

昨年の大晦日に書いたように、
ウォーミングアップした体で加速を始めた2012年、
まあ、理想のスタートが切れた1年でした。

4月には新ブランド「ぽっちり」を立ち上げ、
祇園、スカイツリーという申し分のない立地に店舗を構えられ、
今も好調に推移し、業績をひっぱってくれています。

8月にはかねてから検討を重ねながらタイミングを計っていた
新会社スーベニールを設立し、新しい可能性をよりよい形で
育てていく環境を整え、グループ経営への一歩を踏み出しました。

一方で、この1年いくつかの課題も見えてきています。

伊と忠の和装事業は、一進一退の市場の波に流されるなか、
中期的展望を再構築していく必要があります。

スーベニールの既存ブランドについても、
どこかマンネリズムの兆しが出始めている気がします。

また、背景もコンディションも違う2つの法人ができたことで、
社員のグループモチベーションをどう形成していくかの課題も出始めています。

これらの課題を克服しつつ、更なる成長を促すために、
社長しかできない仕事=社長業をしっかりと来年も遂行していくつもりです。

2013年は2012年以上にスピードアップする年とならなければいけません。
年内ギリギリまで準備を進行している新しい事業・ブランドも
形となって世の中に出ていくことになります。

「しんどいけど、楽しい」と言える年を積み重ねていきたいと思います。

今年1年いろいろとお世話になり、ありがとうございました。
社員の皆さんもお疲れさまでした。
よいお年をお過ごしください。


2012年大晦日

株式会社伊と忠
スーベニール株式会社
代表取締役 伊藤 忠弘



表現と経営


前回のカンブリア宮殿は、フレンチの「ひらまつ」特集でした。
内容も良かったのですが、村上龍さんの編集後記の一言「表現と経営」が響きました。

音楽や美術など芸術の表現とは少し違うかもしれませんが、
そもそもビジネスであっても自己や事象の表現活動が基本だと思いますし、
それと利益創出活動との両立のバランスをとるのが会社経営です。

この感覚を是非ウチで働く人たちにもつかんで欲しい。
表現することは何も事業やブランドレベルでなくても、
商品でも接客でもPOPでも事務書類ひとつでも、何でもいいんです。
自己を表現できることは、身近なところにたくさんあるはずです。

もし何も表現できていないのだとすると、それは作業です。
作業より表現(仕事)の方がエネルギーを使ってしんどいものですが、
その分面白いし、それこそが仕事の醍醐味です。

今のところ、僕の中には表現してみたいことが溢れているので、
当面の間は問題がなさそうです。



変化への対応力を鍛える


自分自身の考えとアクションで変化を引き起こせる人は、貴重な人材です。
ただ「貴重」という言葉どおり、そうそう出会うことも難しく、
例えば100人の組織であれば3人いれば良い方だというのが実感です。

変化を起こせる人は、そもそも変化を好む素質(性格と言ってもよいかも)であることがほとんどで、
多くをそういう人材に育て上げるのは結構難しいと考えています。
だからこそそういう人材がいれば、意思決定の出来るポジションに配置し、
前にも書いたマンネリズムに陥ることを防ぐことは重要な人事方針で、
そこさえ押さえればたとえ少人数であっても組織編制でカバーできると思っています。

ただし、変化への対応力は鍛えていかなくてはいけません。
これがないといくら意思決定をしたところで、浸透の精度とスピードがかなり落ちます。
そこで、効果的かつ具体的な鍛え方があるかと考えてみたのですが、
特にいい方法は見当たりませんでした。

ということで、今のところは次々と変化を起こして、
変化にマヒすることで、自然と対応力がつくことを期待しようと思っています。



マンネリズムの打破


人も会社も気を抜くとたちまちマンネリズムに陥ります。
マンネリズムは、ただただ同じことを繰り返している状態。
またこのマンネリズムは自分たちでは気付きにくいのが特徴で、
最後マンネリズムの行き着く先は、衰退しかないのです。

様々な体験や読書などから、散々自分に言い聞かせてきた、
この最も基本的で重要だと考えている教訓ですが、
まだまだ実践できていないことを痛感しています。

仮に自分がマンネリズムに陥っていないとしても、
会社のどこかでマンネリズムに陥っている状態があり、
それを野放しにしているなら、何の意味もないことです。

どれだけ多くの人間がマンネリズムを打破できるか
またできるよう導けるか、に力を注ぎ直さないといけません。



仕事の背中


伊と忠・スーベニールともに、それぞれの「らしい」風土があり、
それは良いことだと考えているのですが、
どんな「らしさ」を持ってようが、ブレてほしくないことがあります。

それは、仕事の背中です。

ベテラン・中堅社員は、何よりも仕事の背中を見せてほしいし、
若手社員は、何よりも仕事の背中を見てほしいと思います。

仕事の背中とは言い換えれば、仕事へ取り組む姿勢・情熱・能力を、
余計な言葉や優しさなくとも、行動と結果だけで伝える、また感じること
です。

若い世代は、曇りなく仕事の背中を見極める眼力を磨き、
中堅世代は、ごまかさずに正々堂々と仕事の背中で語ってほしいです。

最近何となく、人間的な親近感だけで動く平々凡々な空気の充満を感じたので、
警笛を鳴らす意味でこれを書きました。



共感は探さない方がいい


人は誰でも自分の考えや価値観を認めてもらいたいので、
会話・読書・趣味などいろいろなシーンで共感を得ようとします。
実は以前は僕もそうしがちで、それが一番安心するからです。

でもビジネスで自分が成長したいと思うなら、
共感は探さない(探しすぎない)方がいいと、ある時気付きました。
(全く探さないと普通の人は潰れてしまいます)

例えば、ビジネス書や他の人のブログを読むとき、
自分と同じ考え方や価値観を見出すと、「そうそう」と安心します。
でもそれは安心という自己満足を生み出すだけで、
自分を変えて成長を促すことにはつながりません。

「この考え方は自分とは違うな」というものを見つけた時は、
自分や会社に当てはめてみた場合どうなるかを想像してみることにしています。
結果やっぱり違うとなるものもありますし、形を変えて取り入れてみる場合もあります。

実際は「自分とは違う」というよりも、自分には気付かなかった思考や手法を
見出す場合の方が圧倒的に多いので、そんなにストレスにはなりません。

いずれにせよ、共感を探すことを前提にしたスタンスには要注意です。
なかなか自分を変えて成長できない人は、このタイプが多いように思います。



状況が変わることと、自分が変わることは違う


成長意欲のある会社に所属していれば、
自分の周りの状況は刻一刻と変化していくものだと思います。
ウチもそういった会社の1つだと自負しています。

でも状況だけがよい方向に変化していったとしても、
そこに所属する人たちが変化しなければ、
会社を長期的な視点で捉えたときには、何の意味もありません。

特に自分以外の誰かによって引き起こされた変化の場合、
自分も変わっていっているような気になっていても、
そこに当事者としての自分を本気で重ね合わせていかないと、
指示されたことをこなしていってるだけだったりして、
自分は実は何も変わっていない人が結構います。

人間の本質的な性質や性格を変えることは相当難しいことですが、
自分の性質を踏まえた上で、「自分はこういう傾向にあるけれど、
こういうケースについては、こういう思考や行動に変えよう」
とは思えるはずです。

ビジネスにおいての「変わる」とは、
前の自分にはできなかった思考・判断・行動が、
自分を俯瞰的にコントロールすることによって、出来るようになること
です。

この感覚をつかめた人は、どんどん変わって伸びていきますし、
つかめない、もしくは何かに固執するあまりつかもうとしない人は、
いくら周りの状況が変わっていこうと、自分は何も変わっていないし、
そのことに気付きもしないのです。

ウチには自分を変えるきっかけが多く転がっているはずです。
変えられるかどうかは、自分次第でしかありません。




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性別:男性
誕生日:1974年6月17日
血液型:B型
出身地:京都府
自己紹介:
伊と忠・スーベニールの社長です。
よろしくお願いします。

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